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新加入の東と野田がゴール!長崎が群馬下す

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[3.2 J2第1節 長崎2-0群馬 長崎県立]

 V・ファーレン長崎がホームでザスパクサツ群馬に2-0で快勝した。

 昨季J初年度ながらもJ2で6位に食い込み、プレーオフへ進出した長崎が会心のスタートを切った。前半12分、長崎は右CKをニアサイドのDF古部健太が後方へ流すと、中央へ飛び込んだDF山口貴弘が右足シュート。これが右前方に位置していた新加入MF東浩史の胸を経由してゴールネットを揺らした。

 先制された群馬はMF加藤弘堅のドリブルシュートや、右クロスからFW平繁龍一が放ったシュートなどで反撃する。一方、FW小松塁を中心とした攻撃で2点目を狙う長崎は後半10分、東が獲得したPKから小松が右足シュート。だが群馬はGK北一真が左へ跳んでストップし、追加点を許さない。

 絶好のチャンスを逃して暗雲が漂った長崎だが、浦和から完全移籍加入したMF野田紘史がホームに歓喜をもたらす。26分、自陣でインターセプトした長崎はMF前田悠佑がセンターサークルからスルーパス。これで抜け出した野田が、ドリブルでPAまで持ち込んでから左足シュートをゴールへ突き刺す。「まずはチームが勝てればいいと思っていたんですけど、自分が点取るというのは出来過ぎだったと思います」という野田のゴールで試合の流れを再び傾けた長崎が、勝ち点3を獲得した。

 長崎の高木琢也監督は試合後、「(サポーターの)皆さんと選手たちに感謝しています。選手たちは前半途中下がるシーンがあったんですけど、後半はもう一度自分たちらしさを出してくれたと思います」と目を細め、「これからもっともっとチームとして成長していきたいと思っています」とサポーターに誓った。

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