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鈴木のPKを岡本がストップ、千葉が水戸を下して初の連勝を飾る

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[4.5 J2第6節 水戸1-2千葉 Ksスタ]

 J2第6節が5日に行われ、ケーズデンキスタジアム水戸では水戸ホーリーホックジェフユナイテッド千葉をホームに迎えた。

 前半20分に千葉がスコアを動かした。ゴール前で得たFKをMF兵働昭弘が直接狙ったボールはGK本間幸司に触れられながらも、ゴールネットを揺らして先制点を奪った。追加点を狙いに行く千葉は、その後も水戸ゴールを脅かす。同27分にはDF大岩一貴が決定機を迎えたがシュートはポストに嫌われ、同33分にはケンペス、MF谷澤達也が立て続けにゴールを強襲するも本間の好セーブに遭い、追加点を奪えない。

 すると、千葉の猛攻をしのいだ水戸が前半40分に同点に追い付く。カウンターから3対2と数的優位な状況を作ると、MF馬場賢治がFW三島康平とのパス交換からシュートを狙う。馬場のシュートはGK岡本昌弘のセーブに遭ったがこぼれ球をMF船谷圭祐が豪快に蹴り込んで、1-1として前半を終えた。

 後半に入ると、いきなり千葉が勝ち越しゴールを奪う。後半2分、MF田中佑昌のクロスをケンペスが体を張ってマイボールにすると、その落としを谷澤がダイレクトで合わせる。右足から蹴り出されたボールは鮮やかにネットに突き刺さり、再び1点のリードに成功した。

 千葉は後半25分にケンペスが本間と1対1の決定機を迎えるも、シュートはブロックされるなど追加点を奪えない。水戸にもゴールを許さずに試合を進めるが、同36分にDF大岩一貴がPA内でファウルを犯してPKを与えてしまう。

 同点に追い付かれる最大の危機となったが、FW鈴木隆行のPKを岡本がストップしてチームを救った。辛うじて逃げ切った千葉は今季初の連勝を収めた。一方の水戸は開幕2連勝の好スタートを切りながらも、その後の4戦で1分3敗と苦しい戦いが続いている。


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