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今季監督交代第1号、仙台社長「小手先対応でなく大きなカンフル剤必要」

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 ベガルタ仙台は9日、グラハム・アーノルド監督が退任し、渡邉晋ヘッドコーチが監督に就任すると発表した。仙台は今季、開幕から公式戦8戦未勝利と、厳しい戦いを強いられていた。今季より就任したアーノルド監督がわずか8試合でクラブを去ることになった。

 代表取締役社長の白幡洋一氏はクラブ公式サイトにコメントを掲載。「昨日、長時間に亙りアーノルド監督と話し合いを持ちました」と明かすと、「結論として、現在のチームの状況を変えるためには、小手先の対応ではなく大きなカンフル剤的な処方が必要だろう、ここで一度原点に戻って、選手に今一度躍動感のある姿をピッチで表現してもらうためには、監督交代というカードを切るしかないということになりました」と経緯を説明した。

 今後については「続投、交代のどちらを選択してもリスクは伴うわけですが、今回は交代という選択肢を採り、アーノルド監督には退任してもらうことになりました。皆様におかれましては、クラブの判断にご理解いただき、新監督の下、再出発をするトップチームに倍旧のご支援ご声援を賜りますよう心からお願い申し上げます」とコメントしている。

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