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2ゴールでご機嫌のF東京FWエドゥー「W杯決勝はブラジルvs日本を期待したい」

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[5.17 J1第14節 F東京3-0G大阪 味スタ]

 開始40秒、FC東京は右サイドでMF武藤嘉紀が起点となり、MF河野広貴がPA内でドリブル突破。中央に折り返したボールを、FWエドゥーが右足でゴールに蹴り込んだ。リーグ戦4試合、ゴールのなかったF東京だが、このゴールで先制すると、2分後にも武藤が河野のヒールパスを受けて速攻から2点目を記録。後半7分にもエドゥーが左足で弾丸ミドルを決めたF東京は、中断前のリーグ戦を白星で飾り、5試合ぶりに勝利した。

 1点目のゴールについて、エドゥーは「チームに自信や勇気を与えたゴールだったと思う」と振り返った。どちらのゴールが気に入っているかという問いに対しては「1点目も、2点目もどちらが良いということじゃない。1点目はチームに自信を与えたゴールだったし、2点目は勝利を決定づける意味もあったゴールだと思う」と、チームに与えた影響から、どちらのゴールも重要だったと振り返る。

 ただし、2点目のゴールに関しては、やはり良い感触が残っていたようだ。「みなさんに『パワーのあったシュート』と言われましたが、今週はシュート練習をする時間を取れたんです。あのボールはちょっと打つときに浮いていたので、そこをうまくミートできたことがポイントでした」と、強烈な一撃を振り返った。

 この試合を最後に、リーグはW杯のため中断期間に入る。W杯は、どこを応援するかと聞かれたエドゥーは「母国のブラジルを応援したい」と言い、「でも、日本も応援するよ。いつも応援しているからね。良い成績を期待したい。決勝がブラジルvs日本というカードになることを期待したいね」と、ご機嫌だった。

(取材・文 河合拓)

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