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敗戦もリーグ戦初出場に手応えのF東京DFカニーニ「非常に良いプレーができた」

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[10.18 J1第28節 大宮1-0F東京 NACK]

 FC東京は18日、大宮アルディージャに0-1で敗れて、今シーズン3度目の連敗を喫した。シュート数では15対3と相手を圧倒しながらの敗戦。この試合でリーグ戦初出場を果たしたイタリア人DFカニーニは「個人的には、非常に良いプレーができたが、チームが負けたことが残念です」と、リーグデビュー戦を振り返った。

 元U-21イタリア代表DFは、7月にチームに合流したが、これまでの公式戦出場は、天皇杯の清水戦(1-2)のみ。「練習とゲームでは感覚が違います」と、カニーニは難しさを認める。それでも、大宮の誇るFWズラタン、FWムルジャの2トップに、ほとんど大きな仕事をさせなかったことで「試合の中で森重選手とのコンビも良かったという手応えは感じていますし、F東京にとって非常に重要なベテラン選手との連係がうまくいったことは、とてもポジティブに捉えています」と、自信を深めていた様子だった。

 90分間、試合に出場できたことについても「練習をしていたから不安はありませんでした。ただ、ゲームのリズムは練習では得られないので、問題なく90分をやれたことに満足していますし、また次の試合に向けてしっかりと準備していきたい。チャンスらしいチャンスで失点したわけではないので、失点は残念ですが、次に向けてグラウンドで修正していきたい」と、今後への意気込みを語った。

(取材・文 河合拓)
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