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清水、クラブワーストタイの9戦未勝利に…豊田がクラブ記録更新の6戦連発

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[5.6 J1第1ステージ第10節 清水2-2鳥栖 アイスタ]

 清水エスパルスはホームでサガン鳥栖と2-2で引き分け、3試合連続のドローに終わった。これでクラブワーストタイ記録となる9試合勝ちなし(4分5敗)。MF大前元紀の2ゴールで2度のリードを奪ったが、そのたびに追いつかれ、鹿島を3-1で下した開幕戦を最後に勝利から遠ざかっている。

 清水は前半11分、左サイドを深くえぐったFWピーター・ウタカの折り返しを大前がスライディングしながら右足で押し込み、先制点を奪う。ところが鳥栖も前半43分、MF水沼宏太の右CKにFW豊田陽平が頭で合わせ、1-1の同点。豊田が自己記録&クラブ記録を更新する6試合連続ゴールで試合を振り出しに戻した。

 今季8ゴール目となった豊田は後半4分にもMF金民友の左クロスに頭で合わせるが、GK杉山力裕が好セーブ。すると清水は後半17分、大前の右クロスがDFキム・ミンヒョクのハンドを誘い、PKを獲得した。すでに笛が鳴っていたものの、キムの手に当たったこぼれ球をウタカが押し込み、ゴールネットを揺らしていただけに清水の選手は判定に異議も唱えたが、このPKを大前が冷静にゴール右へ流し込み、2-1と再びリードを奪った。

 しかし、鳥栖も粘りを見せる。後半25分、ゴールほぼ正面の位置から水沼が鮮やかな直接FKをゴール右隅に蹴り込み、2-2の同点。2度のビハインドを追いつき、アウェーで勝ち点1を手にした鳥栖だが、2試合連続ドローで4試合勝ちなし(3分1敗)と足踏みが続いている。


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