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首位に3差の町田、今週は2分中の福島と激突。背番号10土岐田「前の試合はリセットして全力で戦う」

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 J3の2位で、首位のレノファ山口FCを勝ち点3差で追うFC町田ゼルビアは11月1日、7位の福島ユナイテッドFCとホームの町田市立陸上競技場で対戦する。

 町田は現在、今季最多の5連勝中だが、福島とは今季2分けと苦戦している。目標とする優勝へ向け、残り4試合全てに勝たなくてはいけない町田は、福島戦の必勝を期している。

 鍵となるのは、サイド攻撃だろう。町田は今季、守備面は32試合でリーグ最少の16失点と鉄壁を誇るが、攻撃面は32試合47得点と多くない。サッカーの鉄則だが、サイドから良い攻撃ができれば自ずと中央突破も効果を発揮し、相乗効果が生まれる。

 町田のサイドは、前節で言えば右MFが鈴木崇文、左MFが重松健太郎、右SBが土岐田洸平で、左SBが松本怜大だ。前節のFC琉球戦では松本がアシストを記録している。今回、右の土岐田に注目し、決戦に向けた意気込みを聞いた。

○MF土岐田洸平
--今節は福島ユナイテッドFC戦です。チームは今季リーグ戦最多の5連勝と波に乗っていますが、改めてチームの雰囲気や状況を教えてください。
「雰囲気は良いと思います。山口との差が徐々に縮まってきているので。ただ、僕たちはそれを意識せず、一歩一歩しっかりと目の前の試合をやっていこうと話し合っています。そういう意味では、みんな次の福島戦に向けてしっかりと準備しているところです」

--最近の試合では、チーム2点目が取れるようになりました。どんなことが良くなっているのでしょうか?
「サイドからの攻撃が以前よりスムーズになってきたことと、昇格できるかどうかという、相手チームとのモチベーションの差が出ているんだと思います」

--そんな中、ご自身もすごく攻撃に絡めているのかなと思います。いかがですか?
「そうですかね? 自分としては、しっかり守備から入ってますし、0の試合を意識してプレーして、攻撃はおまけの気持ちでやっています。とにかく0の試合が増えているのが良かったと思っています。攻撃は、連携が良くなっているのもあると思います」

--改めて福島の印象を教えてください。
「結果だけを見ると、戦いにくい相手だなというの印象があると思います。細かい戦術とかはおいといて、試合ではそういう意識を持たないことが大事になると思います。とにかく、前の試合はリセットして、次の試合を全力で戦いたいと思います」

--言える範囲で結構です。相手の攻略法を教えてください。
「今年のチームが大事にしている球際の部分だったり、チームとしてやるべきことができれば、僕たちは失点しないという自信があるので、それをしっかりやりたいです。そうしていれば、今は得点を取れると思うので、とにかくやれることをきちんとやることですね」

--最後にファン・サポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。残り試合がわずかとなって、昇格というのが見えてきていると思いますが、僕らは先を見ずに、しっかりと1試合1試合、戦っていきますので、皆さんも一緒に一試合一試合を戦ってもらえればと思います。まずは福島戦に勝利できるように頑張りますので、ぜひ、応援にきてください」

■試合概要
明治安田生命J3リーグ第36節
FC町田ゼルビア vs 福島ユナイテッドFC
日時:2015年11月1日(日)14:00キックオフ
(開門 一般12:00 クラブ会員先行入場11:45)
会場:町田市立陸上競技場
☆アクセスやイベント、グルメ情報は以下のURLを御覧ください。
http://www.zelvia.co.jp/news/news-67874/

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