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「夢生との一件が原因ではない」休養→即復帰の鹿島・石井監督が混乱を認め謝罪

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 鹿島アントラーズは、26日より体調不良でチームを離れていた石井正忠監督がチームに戻り、これからも指揮を執ることを発表した。指揮官はクラブ公式フェイスブックページにメッセージを投稿し、「たくさんの方々にご心配をお掛けしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 第1ステージを優勝した鹿島だが、第2ステージは4勝2分4敗の9位に低迷。指揮官は26日より体調不良を理由にチームを離れ、27日に行ったJ1第2ステージ第10節の横浜FM戦は大岩剛コーチが代行指揮を執っていた。

 石井監督は第2ステージの不調について、「試合中に選手同士で言い合いが生じたり、勝ってもロッカールームの雰囲気が良くなかったりとチームの一体感が薄れていたことを以前から悩んでいました」と要因を素直に語った。

 また、「一つだけ明確にしておきたいこと」として、原因として指摘されたFW金崎夢生との関係について言及。金崎は20日に行った湘南戦で途中交代が受け入れなかったのか、石井監督との握手を拒否。不満を表す態度を示していたことが、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督の逆鱗にも触れ、代表招集が見送られる事態に発展していた。

 ただ石井監督は「夢生との一件が原因ではない」と断言。「湘南ベルマーレ戦でのことについては、夢生と真摯に向き合って話し合い、解決していました。また、クラブ内でも厳重注意という形で終了していたので、周囲で騒がれていたような影響は全くありませんでした。今回の件を説明するにあたり、このことは皆さんに知って欲しいと思います」と問題が終結していることを強調した。

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