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第2S優勝争いから一歩後退の鳥栖…鎌田「切り替える」 高橋「一つひとつを大切に」

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[9.10 J1第2ステージ第11節 浦和 2-0 鳥栖 埼スタ]

 3戦無敗で迎えた浦和との上位対決。しかし、第2ステージ3位につけるサガン鳥栖は0-2の完封負けを喫して、優勝争いから一歩後退した。

 序盤は素早いプレッシャーで浦和の攻撃を封じていたが、徐々に押し込まれると前半41分と同44分に失点して2点のリードを奪われてしまう。攻撃に移ろうとも最終ラインでのボールの受け渡しが目立ち、攻撃のスイッチを入れられず。トップ下に入るMF鎌田大地(写真左)は「僕らはあまり下がらないように言われているが、難しい部分もあった」となかなかボールを呼び込めずに攻撃の形を作れなかったことを悔いた。

 最後までゴールを奪えずに0-2の完封負けで4試合ぶりの黒星。第2ステージ首位の川崎F、2位の浦和との勝ち点差は4に広がり、G大阪、神戸、柏にかわされて6位に順位を落とした。

 しかし、下を向くわけではない。鎌田は「まだ6試合あるので、次の試合に切り替える」と話し、MF高橋義希も「今日の反省を次につなげて連敗を絶対にしてはいけない」と力強く語ると、「次勝てば可能性はあると思うし、一つひとつの試合を大切に戦っていく」と前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)
●[J1]第2ステージ第11節 スコア速報

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