beacon

仙台は初先発19歳FW西村の初ゴールで連敗止める…甲府は14位に浮上

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.17 J1第2ステージ第12節 甲府1-1仙台 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府ベガルタ仙台の一戦は、1-1の引き分けに終わった。勝ち点1を積み上げた甲府は新潟をかわして14位に浮上。仙台は公式戦の連敗を4で止めた。

 先制点は甲府に生まれた。前半24分、右サイドのスローインでエリア内に入ったFW稲垣祥がDF石川直樹に倒されてPKを獲得。これを主将DF山本英臣が蹴り込み、試合を動かした。

 ただ仙台も前半37分、左サイドから石川が上げたクロスをリーグ戦初先発のFW西村拓真が頭で合わせて同点。富山一高出身の19歳が、嬉しいプロ初ゴールを決めた。

 その後仙台は前半42分にゴール前に抜け出したFWハモン・ロペスが決定機を迎えるが、GK河田晃兵に当たって弱まったシュートは、ライン上で山本にかき出されてしまう。渡邉晋監督は「勝ち点3が取れたゲームだった」と悔しさを隠すことはなかったが、連敗は何とか止めた。

 J1残留争いを繰り広げる甲府は貴重な勝ち点1を上積みした。エースFWドゥドゥが左膝大腿骨軟骨損傷で6週間の離脱を強いられる中、代役には40歳FW盛田剛平を起用。最終ラインではJ通算500試合出場となった42歳DF土屋征夫が奮闘した。J1残留へ向け、甲府は総力戦で残り試合に挑む。


●[J1]第2ステージ第12節 スコア速報

TOP