バルセロナFWリオネル・メッシは、24日に自身の新スパイクを披露するプロモーションに出席した。しかしながら、その場でバルセロナとの契約延長に言及することはなかった。

　スペイン『マルカ』によって退団の可能性が大々的に報じられて以降、移籍のうわさが絶えないメッシ。バルセロナが2018年まで契約を残すアルゼンチン代表FWとの交渉を前に平静を保つ一方で、マンチェスター・シティなど資金潤沢なクラブが虎視眈々と獲得の機会をうかがっている状況だ。

　24日にアディダス社のイベントに参加したメッシだが、この場では取材に訪れた報道陣からの質問は受け付けられなかった。同イベントでの司会との対話コメントを『マルカ』が伝えている。

「(チャンピオンズリーグのセルティック戦勝利について)あのスタジアムでプレーしたのは初めではないけど、本当にいつも素晴らしい雰囲気だ。勝利、そしてグループ突破という結果に満足しているよ」

「(次のレアル・ソシエダ戦を前に)難しい試合になると思う。すごく要求の高い試合にね。ソシエダは今季良いプレーを見せているし、ヨーロッパリーグの出場権を争う位置につけている。この試合に多くのことが懸かっているので、悪いプレーはできない。レアル・マドリーとの勝ち点4差を考えると、僕たちには勝利が必要になる」

　バルセロナがメッシに頼り過ぎているのでは、との問いにはこう答えている。

「それを喜ぶこともなければ、心配することもないよ。僕は世界最高のチームにいる。そういうチームは一人の選手に依存しない。だから、僕はそういう風には考えていない」

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