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仙台、サポーター有志からの謝罪と誓約書の提出を報告…長崎戦で一部サポーターがブーイング行為

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 ベガルタ仙台は29日、23日に行われたJ2第28節・V・ファーレン長崎戦での一部サポーターのブーイング行為について、サポーター有志から、謝罪とともに誓約書の提出があったことを公表した。

 クラブは、「Jリーグの一員として、観客にホームスタジアム及びその周辺において秩序ある適切な態度を保持させる義務を負っています(Jリーグ規約 第51条 Jクラブの責任)」として、長崎戦の試合中にサポーター応援エリアを中心に過度なブーイングを繰り返す事象等があったと報告。調査の結果、サポーターの集団が組織的に行ったものではなく、偶発的に発生していたことが判ったと伝えている。

 そうしたうえで、クラブとして、ホームゲームでの声出し応援の適用を目指してきたが、現在のサポーターの状況で適用は困難と判断せざるを得ない旨をサポーター有志に説明。これを受け、有志から謝罪とともに誓約書の提出があったという。

 クラブの発表によると、サポーター有志は本件を深く反省。応援グループの代表者1人からは、「Jリーグ、ベガルタ仙台のルール遵守に協力をする立場でありながら、スタンドのコントロールを失いサポーターをまとめきれなかった」とし、第29節・レノファ山口FC戦から3試合の応援(入場)を自粛する旨の申し出があったと伝えている。

 クラブはこの申し出を受け入れ、サポーター有志に対して観戦ルール等の遵守を重ねて指導。有志からは、今後はスタンド全体を含めルール遵守に全面的に協力していく旨の申し出があたっという。仙台は「ホームゲームにおける声出し応援の適用開催については、自治体及びJリーグとも相談しながら開催時期を検討」。決まり次第、発表される。

 クラブは最後に「サポーターの本領は、ルールを厳守しつつ、最大限の応援でチームの勝利を願うことに尽きると考えます」と強調。「仙台のチーム・サポーターはもとより、対戦相手チームやそのサポーター、試合を支えている多くの関係者をリスペクトして行動すること、SNSの活用に当たっても他者を思いやる気持ちを忘れずに発言することを、改めてお願いいたします」と呼び掛けた。

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