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パトリックが90+4分劇的決勝ゴール!! 松田新体制2連勝のG大阪が残留圏浮上

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[8.31 J1第24節 福岡 0-1 G大阪 ベススタ]

 J1リーグは31日、第24節延期分1試合を行い、ガンバ大阪アビスパ福岡を1-0で破った。スコアレスのまま時間が進んだ中、後半アディショナルタイム4分にFWパトリックが劇的な決勝弾。松田浩新監督の下、2連勝のG大阪が残留圏の13位に浮上した。

 試合前時点で12位の福岡が勝ち点28、プレーオフ圏16位のG大阪が同25という残留争い直接対決。当初は今月6日に行われていたが、福岡で新型コロナウイルスの感染者が続いていたため、約1か月遅れでの開催となった。福岡は前節の鳥栖戦(△1-1)から中4日で、先発3人を変更。G大阪は前節の名古屋戦(○2-0)から中3日で、先発2人を入れ替えた。

 前半は拮抗した展開となった。唯一のビッグチャンスは前半28分。福岡は中盤からのフィードに反応したFWフアンマ・デルガドが右サイドを攻め込み、DFクォン・ギョンウォンをかわしてゴール前にパスを送ると、FW山岸祐也のフリックにFWルキアンが反応。だが、シュートはGK東口順昭に阻まれると、跳ね返りに反応したMF前寛之のシュートも東口に止められた。

 後半はややオープンな攻勢が続き、福岡が試合を優勢に進める。10分過ぎには右サイド起点の持ち上がりから左への展開でチャンスを連発。だが、志知のクロスにフアンマ、前のクロスに山岸がそれぞれ反応するも、ヘディングシュートは枠を外れた。

 対するG大阪も後半28分、G大阪はFW鈴木武蔵のフリックパスからパトリックが抜け出すも、後方からアプローチしたDFドウグラス・グローリが決死のスライディングでスーパーブロック。同32分、福岡はMFジョルディ・クルークスのロングボールにフアンマが抜け出し、そのままヘディングシュートでゴールを狙ったが、東口にキャッチされた。

 すると後半アディショナルタイム4分、最後にドラマが待っていた。カウンターからMF山本悠樹が右サイドを攻め込み、パトリックを経由して左を攻め上がったMFウェリントン・シウバに預けると、W・シウバのクロスにパトリックが反応。左足ダイレクトで押し込み、土壇場で勝ち越したG大阪が勝ち点1をもぎ取った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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