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清水はFW北川航也弾で追い付くも…あと一歩及ばず、群馬と1-1ドロー

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[6.25 J2第22節 群馬 1-1 清水 正田スタ]

 J2リーグは25日、各地で第22節を開催した。正田醤油スタジアム群馬では、12位ザスパクサツ群馬と7位清水エスパルスが激突。1-1で引き分けた。

 6試合ぶりの勝利を目指す群馬と2連勝を狙う清水の一戦。試合は立ち上がりこそアウェイチームが主導権を握るも、その後はホームチームも攻勢に転じ、徐々に一進一退の展開に。開始早々には、清水GK権田修一と群馬GK櫛引政敏が決定機を阻止するビッグセーブを見せた。

 すると、先にスコアを動かしたのはホームチームだった。群馬は前半9分、左サイドから攻撃を仕掛けると、MF佐藤亮が強引にゴール前へ転がしたボールにFW北川柊斗が反応。右足で当ててゴールに流し込んだ。

 1点ビハインドの清水はMFカルリーニョス・ジュニオ、MF白崎凌兵、FW乾貴士らが前線でチャンスを作り出して反撃に出る。前半22分には、そのカルリーニョス・ジュニオがドリブル突破からゴール前に迫るも、右足で放ったシュートは櫛引が左に倒れて弾き出した。

 その後もボールを握り、攻撃の手を強める清水。すると、前半26分に試合を振り出しに戻した。前半26分に右サイドから攻め込むと、一度は相手に奪われるも、クリアボールがペナルティエリア手前にいたFW北川航也の元へ。ワンフェイクから左足を振ってゴール左に突き刺した。

 1-1で前半を折り返すと、後半は群馬がアグレッシブな攻撃で清水ゴールを脅かす。同13分には、右サイドで得たコーナーキックをMF風間宏希が右足で蹴り込むと、DF中塩大貴が惜しいヘディングシュートを放った。

 上位浮上へ勝ち点3が欲しい清水は、交代枠を使いながら逆転ゴールを狙う。後半21にはFWチアゴ・サンタナ、同27分にはFWディサロ燦シルヴァーノ、DF高橋祐治をピッチへ送り込んだ。

 試合終盤にかけて好機を作った両チームだが、ゴールが遠い。後半45分には清水が決定機を迎えるも、T・サンタナがゴール前で放ったシュートは櫛引が体を張ってブロックした。試合終了間際に再び決定機を作り出した清水だが、ネットを揺らすには至らない。試合は1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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