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鳥栖FW二田理央がレンタル先のザンクト・ペルテンへ完全移籍「全力でサッカーを楽しんでいきたい」

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FW二田理央

 サガン鳥栖は6日、ザンクト・ペルテン(オーストリア2部)に期限付き移籍していたFW二田理央(20)が、同クラブへ完全移籍することが決まったと発表した。

 大分県出身の二田は、鳥栖の育成組織から21年途中に昇格を果たすと、すぐさま海外へ。期限付き移籍でインスブルック(オーストリア3部)のU-23チームに加入していた。その後、トップチーム(同2部)へステップアップを果たした二田は、昨夏よりレンタル先をザンクト・ペルテンに変更。今夏より完全移籍でチームの一員となった。

 二田は完全移籍に際し、クラブを通じて次のように意気込みと感謝を伝えている。

「まずは、海外へ挑戦するという自分の意志を尊重してくれたサガン鳥栖スタッフの皆さん、そして、家族や自分に関わってくださった全ての方々にとても感謝しています。高校生の時からこのクラブでプレーさせてもらい、多くの事を学び、サッカーはもちろん人としても大きく成長できたと思います。

 サポーターの皆様の前でもっとプレーしたかった気持ちがあり本当に悩みましたが、今、自分の目の前にあるチャンスを掴みに行きたいと強く思い、この決断をしました。

 海外で挑戦する中で辛いことや苦しいことなど、これからもたくさん出てくると思いますが、『サガン鳥栖を代表してここにいる』という強い気持ちを持って困難に向き合い、自分らしく感謝の気持ちを忘れず、全力でサッカーを楽しんでいきたいと思います。

 大好きなこのクラブとサポーターの皆様に、オーストリアの地から良いニュースを届けられるよう頑張ります」

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