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6月の優秀監督はG大阪ポヤトス監督!「誇りに思います」J2・J3は元森保Jコーチが揃って初受賞

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ダニエル・ポヤトス監督(G大阪)

 Jリーグは18日、6月度の月間優秀監督を発表し、J1はダニエル・ポヤトス監督(G大阪)、J2は横内昭展監督(磐田)、J3は上野優作(岐阜)がそれぞれ初受賞した。

 ガンバ大阪は6月のJ1リーグ戦で3連勝。選考委員の反町康治氏は「先月末の新潟戦を入れるとリーグ破竹の4連勝。スタートダッシュには苦戦したが、辛抱強くやってきたことが成果となって現れてきている。外国籍選手も輝き始め、チームが非常に良い状態になっている」と称賛を送った。また「自分が指向するサッカーよりもガンバが上位にいくためのサッカーに方向転換した月だったが、そこでの3連勝は大きな意味がある」(槙野智章委員)、「チーム設計を再考。人選と戦術に微調整を施し、3連勝へ導いた決断と手腕は特筆に値するものだった」(北條聡委員)と戦術変更の決断も高く評価された。

 ポヤトス監督はJリーグを通じて「このたびは、6月度の月間優秀監督賞に選出いただきありがとうございます。このような賞の受賞を本当に誇りに思います。まず、チームスタッフに感謝したいですし、これは全員の仕事の成果なので、スタッフのみんなにもこの賞を捧げたいです。そして、難しい時期でもチームと私を信じて最大限のサポートをしてくださったクラブにも感謝したいです。最後に、全てのファン・サポーターのみなさんへ。みなさん無しでは、難しい流れを変えることはできませんでした。チームの目標を達成するために、残りのシーズンも全力で戦います」と喜びを伝えている。

 J2は6月度3勝1分のジュビロ磐田を率いる横内監督、J3は6月度3勝1分のFC岐阜を率いる上野監督がそれぞれ受賞。昨年末のカタールW杯で日本代表コーチを務め、今季から新たにJリーグ監督に初挑戦している両指揮官が奇しくも同時に初受賞となった。

 横内監督は「この賞を受賞できたことは、一緒に戦ってきた選手・スタッフ・チームの頑張りがあってこそです。ただこれに満足することなく、次の試合に勝つことに集中し、チームとしてさらに成長してもっと勝点を積み重ねていけるように取り組んでいきたいと思います。引き続き、ジュビロ磐田への応援をお願いいたします」、上野監督は「このような名誉ある賞をいただけたのは、選手・スタッフ・クラブ関係者・ファン・サポーター・FC岐阜に関わる全ての方々のおかげです。リーグ戦4連敗の苦しい時期もありましたが、多くの方のお力添えで乗り越えることができました。シーズン始めより掲げている『躍動感のあるフットボールを展開し、アグレッシブにゴールを目指すチーム』を引き続き目標とし、J2復帰に向かって、選手・スタッフ一丸となって戦って参ります。改めて、日頃よりFC岐阜を応援してくださっている皆様へ心より感謝申し上げます。ありがとうございました」とそれぞれ喜びを伝えている。

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