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清水はDF鈴木義宜のヘディング弾で先制も栃木に追い付かれ2試合ぶり勝利ならず

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[7.22 J2第27節 栃木 1-1 清水 カンセキ]

 J2リーグは22日、各地で第27節を開催した。カンセキスタジアムとちぎでは、20位栃木SCと6位清水エスパルスが対戦。1-1で引き分けた。

 4試合ぶりとなる勝利を目指す栃木と、ここ4戦無敗、2試合ぶりの白星を狙う清水の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。栃木は前半16分、自陣ハーフウェーライン付近で相手のボールを奪うと、パスを受けたMF小堀空がそのまま運んで遠めから狙った。

 清水は前半18分、左サイドから攻撃を仕掛けると、MFカルリーニョス・ジュニオがインサイドへボールを持ち運び右足を振る。しかし、このシュートはGK藤田和輝の正面。得点とはならない。

 その後、やや攻撃の手を強めた清水。すると、前半31分に先制点が生まれた。右サイドでコーナーキックを得ると、FWベンジャミン・コロリが同サイドにいたMF白崎凌兵にパス。ダイレクトであげたクロスにDF鈴木義宜が頭で合わせてゴールネットを揺らした。

 1点リードのまま前半を折り返した清水は後半7分に決定機。右サイドを駆け上がったDF北爪健吾のラストパスをMF中山克広が2タッチ目で狙ったが、藤田が落ち着いて弾き出した。

 同点を狙う栃木は後半22分、右サイドで攻撃を組み立てると、小堀の落としをMF黒崎隼人がゴール前へクロス。鋭いボールにMF山田雄士が飛び込み、頭で流し入れて試合を振り出しに戻した。

 交代枠を使いながら次の1点を目指す両チームだが、あと一歩のところでゴールネットを揺らすことができない。清水は後半アディショナルタイム3分にペナルティエリア手前でフリーキックを得るも、右足で放ったシュートはわずかに左。試合は1-1のままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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