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柏はリーグ戦11試合ぶり白星! エースFW細谷真大弾で京都撃破

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[8.6 J1第22節 京都 0-1 柏 サンガS]

 J1リーグは6日、各地で第22節を開催した。18位柏レイソルは敵地で15位京都サンガF.C.と対戦。1-0で勝利した。

 2連勝を狙う京都と11試合ぶりの白星を目指す柏の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。柏は前半5分、GK松本健太から綺麗な弾道のパントキックが前線に入ると、右サイドに流れるように受けたFW細谷真大がえぐるように切り込む。最後は自らシュートを放ったが、相手DFのブロックに遭った。

 対する京都はFW山崎凌吾、FW木下康介、FW豊川雄太をターゲットに攻撃を仕掛ける。前半8分にはGK太田岳志からのゴールキックを山崎が競り勝ち、豊川が収めて木下へ。ドリブルで相手から逃げるように運んで右足を振ったが、ペナルティエリア外から放ったシュートは松本に難なく抑えられた。

 すると、前半29分にスコアが動いた。柏は自陣ハーフウェーライン付近で相手のボールを奪うと、DF古賀太陽が前線に大きく蹴り込む。そのボールに反応したMFマテウス・サヴィオは競り合うことができなかったが、京都DF井上黎生人のクリアが後ろの流れたところを細谷が突いて、胸トラップから左足で叩き込んだ。

 試合は柏の1点リードで前半を折り返すと、反撃に出たい京都は後半入りから攻撃の手を強めた。すると同8分、左サイドから攻め込む京都はDF三竿雄斗が通したグラウンダーのボールに豊川が右足で合わせるも、こちらは相手DFが体を張ってブロック。そのこぼれ球をMF谷内田哲平が鮮やかに決めたが、主審のオンフィールドレビューの結果、オフサイドの判定で得点は認められなかった。

 勝利に向けてゴールが欲しい京都は後半14分に選手交代。木下に代えて、今夏アラベス(スペイン2部)より加入したFW原大智をピッチへ送り込んだ。さらに同25分には豊川を下げてFWパトリックを投入。攻撃の活性化を図った。京都が長身の2人を入れてきたのに対し、柏も対抗。犬飼に代えて191㎝のDF立田悠悟を途中起用した。同タイミングでMF小屋松知哉も投入し、追加点を狙いにいった。

 試合終盤にかけてパワープレーで相手ゴール前に迫った京都だが、猛攻も及ばず。柏が1-0で逃げ切り、11試合ぶりとなる勝利を挙げた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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