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逆転優勝遠ざかる鹿島、連勝中の福岡とドローで首位と勝ち点11差に

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FW鈴木優磨は連発ならず

[9.29 J1第29節 福岡 0-0 鹿島 ベススタ]

 J1リーグは30日、第29節を各地で行い、アビスパ福岡鹿島アントラーズの一戦は0-0で引き分けた。福岡の連勝は3で止まり、鹿島は2試合連続で勝ち点を落とした。

 福岡は前節の柏戦(○3-1)から先発3人を変更し、MF平塚悠知が今季初先発。一方の鹿島も前節の横浜FM戦(●1-2)から3人を入れ替え、MFディエゴ・ピトゥカが出場停止から復帰したほか、MF藤井智也が5か月半ぶりの先発起用となった。

 立ち上がりは鹿島がボールを動かしながら戦況をうかがい、サイドチェンジも使いながらボールを前に進めると、攻撃のスイッチを入れた後は少ないタッチ数で危険なエリアに侵入。だが、FW鈴木優磨、FW知念慶に訪れた決定機は福岡守備陣が分厚く立ちはだかった。。

 一方の福岡も前半34分、FW山岸祐也が猛烈なプレスバックから敵陣でボールを奪い、素早い速攻からMF紺野和也につなぐと、紺野は相手GKを見ながら右足でループシュート。しかし、これはDF植田直通のカバーリングに阻まれ、得点には至らなかった。

 後半もスピーディーな攻防が繰り広げられる中、福岡は後半25分、平塚のCKが途中出場FWウェリントンにドンピシャで合うも、ヘディングシュートはわずかに右外。また同43分、DF宮大樹の縦パスを攻撃参加していたDF前嶋洋太が収め、ゴール目の前からシュートを狙ったが、GK早川友基のスーパーセーブに阻まれ、さらにオフサイドに終わった。

 そのまま試合はタイムアップ。福岡は連勝が3でストップし、鹿島は首位の神戸との勝ち点が11に開き、逆転優勝は厳しい状況となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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