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鹿児島が5年ぶりJ2復帰!! J3最終節で鳥取とドローも昇格圏2位を守る

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鹿児島が5年ぶりのJ2復帰

[12.2 J3第38節 鳥取 1-1 鹿児島 Axis]

 鹿児島ユナイテッドFCが2019年以来、5年ぶりのJ2復帰を果たした。J3第38節が2日に行われ、2位・鹿児島は敵地で5位・ガイナーレ鳥取と1-1のドロー。他会場の結果により、昇格圏内2位の座を守った。

 J2昇格の残り1枠を争う2位・鹿児島と3位・カターレ富山の勝ち点差は、前節終了時点で「2」。最終節の鳥取戦で勝てば富山の結果に関係なく昇格が決まる鹿児島は、開始からアグレッシブにゴールを狙う。

 前半2分には右からのクロスにFW藤本憲明が合わせた流れからネットが揺れるも、オフサイドで得点は認められない。その後、両チームともゴールに迫る展開となり、互いに譲らずスコアレスで前半を終えた。

 後半もキックオフ直後からチャンスを作っていく鹿児島。しかし、均衡を破ったのはホームの鳥取だった。後半11分、MF普光院誠がペナルティエリア右で倒されてPKを獲得。同12分に自らキッカーを務めた普光院が右足で豪快に蹴り込み、今季3得点目で1-0とした。

 それでも鹿児島はJ2昇格への執念を見せ、後半31分に追い付く。FW山本駿亮がFW鈴木翔大とのワンツーから右足でシュート。ゴール左に決め、今季2得点目を記録した。

 そのまま試合は1-1でタイムアップ。他会場では昇格を争う富山がY.S.C.C.横浜を2-1で下した。両チームは勝ち点62で並んだが、得失点差で上回る鹿児島が2位をキープ。最終節までもつれた昇格争いを制し、J2への切符をつかんだ。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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