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仙台のテクニシャンMF梁勇基、現役引退を発表「自分自身やり切ったという気持ち」

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MF梁勇基が現役引退

 ベガルタ仙台は18日、MF梁勇基(41)が今シーズン限りで現役引退することを発表した。

 梁は2004年に仙台でプロキャリアを始めると、19年まで移籍することなく中心選手として活躍した。20年と21年はサガン鳥栖でプレーし、22年に仙台に復帰。今シーズンはJ2で11試合に出場し、通算出場記録はJ1が297試合29得点、J2が280試合47得点となった。

 Jリーグを代表するテクニシャンの1人である梁はクラブを通じ、「今シーズン限りでの現役引退を決断しました。少し寂しい思いもありますが、自分自身やり切ったという気持ちです」と伝え、以下のように続けている。

「ベガルタ仙台で通算18年、サガン鳥栖で2年、関わってくださったすべてのみなさまに感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

「2歳からボールを蹴り始めて、ここまで約40年、サッカー漬けの生活を送ってきました。ご指導いただいた指導者のみなさま、共にサッカーを楽しんだ仲間たち、そして、さまざまな面で支えてくださった方々のおかげで、サッカーを楽しみながらここまで続けることができました」

「2004年、ベガルタに加入した当時は、まさか自分が40歳を超えてプレーできるとは想像できませんでした。引退を決めた今振り返ると、改めて自分は本当にサッカーが好きだと再確認しました。楽しいだけではなく、サッカーを通じていろいろな悔しさも味わいましたが、それを反骨心に変えていったからこそ、ここまでがんばってこられたのだと思います」

「サッカーというものに出会えたことが『幸運』でした。いろいろな喜びや悔しさを感じながら、自分自身もサッカーに成長させもらったと感じています」

「サッカーボールを与えてくれた、アボジ(父)、オモニ(母)に感謝しています。そして、20年間支え続けてくれた妻と、かわいい四人の息子たち、たくさんのパワーをありがとう。サポーターのみなさま、たくさんのリャンダンスありがとうございました、そしてお疲れ様でした。私の背中を押して、本当にたくさんのパワーを与えてくれたのは、声だけではなく全身で応援していただいたみなさまです。スポンサーさまも含め、新人のころからお世話になっている方や、移籍しても応援いただける方など、いろいろな形での数えきれないご支援、本当にありがとうございました」

「サッカーからもらった出会いとご恩のおかげでここまで歩んでくることができたので、これからの人生もサッカーに関っていきたいと思っています。これからも、梁勇基をよろしくお願いいたします」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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