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王者・神戸が堂々の開幕白星スタート、汰木&佐々木大樹がゴール! 昇格組・磐田は川島永嗣が14年ぶりJ復帰も2失点敗戦

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FW汰木康也が先制点

[2.24 J1第1節 磐田0-2神戸 ヤマハ]

 J1リーグは24日に第1節を行った。ジュビロ磐田と前回王者・ヴィッセル神戸の対戦は、神戸が2-0で勝利。前半5分にFW汰木康也が先制ゴールを挙げ、後半4分にはFW佐々木大樹が2点目を沈めた。

 1年でのJ1昇格を果たした磐田はホームに王者を迎える。4-2-3-1の布陣で、GKは14年ぶりJ復帰の川島永嗣(←ストラスブール/フランス)。4バックは左からDF松原后、DFリカルド・グラッサ、DF伊藤槙人、13年ぶりにルーキーで開幕スタメンとなったMF植村洋斗(←早稲田大)。2ボランチはMF上原力也とMFレオ・ゴメス(←ビトーリア/ブラジル)。2列目は左からMF平川怜(←熊本)、MF山田大記、MF松本昌也。1トップはFWジャーメイン良が起用された。

 昨季王者・神戸は富士フイルムスーパー杯で川崎Fに敗戦。リーグ戦は白星で始めるべく、敵地に乗り込む。4-1-2-3の布陣で、GKは前川黛也、4バックは左からDF初瀬亮、DFマテウス・トゥーレル、DF山川哲史、DF酒井高徳。アンカーはMF扇原貴宏、インサイドハーフはMF井手口陽介(←福岡)、MF山口蛍。前線3人は左から汰木、FW大迫勇也、佐々木が並んだ。

 開始5分、神戸が先制点を挙げる。右CKを初瀬が左足で蹴り上げ、敵陣PAからクリアされるも、PA手前から汰木が右足ダイレクト。バウンドしながら低い弾道でゴール左隅に決まり、早々にリーグ戦ファーストゴールを挙げた。

 磐田は神戸の勢いから守勢に回るが、前半9分にはGK川島が佐々木のヘディングシュートを好セーブで防ぎ、追加点を許さない。同30分にはR・グラッサがPA手前から左足ミドルも枠外へ。35分には平川が落としたボールをジャーメインが左足シュートも、惜しくもクロスバーをかすめてゴール枠を捉えなかった。

 前半42分、神戸が再び決定機。敵陣にパスを送り、PA付近で大迫がスルー。PA左から汰木がダイレクトシュートを放つ。しかし磐田は再びゴールを守る。大卒ルーキー植村が果敢にブロックし、ピンチを防いだ。

 神戸が1-0のリードで前半を折り返す。磐田はハーフタイムで交代カードを切る。平川を下げ、FWマテウス・ペイショット(←アトレチコ・ゴイアニエンセ/ブラジル)が投入された。2列目が左から松本、山田、ジャーメインが並び、ペイショットが最前線に配置された。

 仕切り直しを図りたい磐田だったが、またしても立ち上がりに失点。神戸は後半4分、中盤で大迫から縦にスルーパスが出て、佐々木が最前線を走る。GK川島の股を通すように右足シュートを決め、2-0と点差を広げた。

 磐田は後半18分、さらに2枚替え。L・ゴメスと山田に代え、MF中村駿(←福岡)とMF金子翔太が入る。4-4-2で中村は2ボランチの一角に入り、金子が右サイドで起用される。2トップはペイショットとジャーメインが並んだ。

 2点を守る神戸は後半25分に最初の交代。先制ゴールの汰木が下がり、FWジェアン・パトリッキが出場する。磐田は同30分に松本に代わってMF古川陽介がピッチに出た。

 後半35分には両チームが交代枠を使用。磐田は植村からDF西久保駿介(←千葉)に交代。神戸は扇原と大迫に代え、DF広瀬陸斗(←鹿島)とFW宮代大聖(←川崎F)が入った。広瀬が右ウイング、宮代が前線の中央へ。山口がアンカー、インサイドハーフは井手口と佐々木となった。

 神戸はすばやい帰陣でゴールを守り、カウンターでチャンスを作り続ける。そのまま90分を終え、2-0で勝利。リーグ戦を白星でスタートさせた。磐田は3月1日に敵地で川崎フロンターレと戦い、神戸は2日の次節、ホームで柏レイソルと対戦する。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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