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C大阪が2度先行も…新戦力MF荒木遼太郎2発のFC東京が追い付いて開幕戦ドロー

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新戦力MF荒木遼太郎が2ゴール

[2.24 J1第1節 C大阪 2-2 FC東京 ヨドコウ]

 J1リーグは24日、第1節2日目を開催し、ヨドコウ桜スタジアムではセレッソ大阪FC東京が対戦し、2-2で引き分けた。

 昨季9位のC大阪は新戦力のFWルーカス・フェルナンデス、MF田中駿汰、DF登里享平らを先発起用。一方、昨季11位のFC東京は今季加入したMF荒木遼太郎や復帰したGK波多野豪らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半27分に試合を動かしたのはホームのC大阪だった。L・フェルナンデスからPA内右でボールを受けたDF毎熊晟矢が巧みなキックフェイントで寄せてくるDFバングーナガンデ佳史扶をかわしてクロス。カバーに入ったDFエンリケ・トレヴィザンに当たりながらもファーサイドに流れたボールをFWカピシャーバがヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。

 しかし、34分にすぐさまFC東京が追い付く。右サイドのFW仲川輝人からボールを受けたMF松木玖生がPA外から狙うと、コースに入り込んだ荒木が右足アウトで巧みに合わせてネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 38分にはC大阪。PA内に走り込んだ毎熊のパスを受けたFWレオ・セアラが右足でフィニッシュ。しかし、至近距離から放たれたシュートはポストを叩いてしまった。

 さらに後半5分には左サイドのMF香川真司が送ったクロスに反応し、ファーサイドに走り込んだ毎熊がフリーになるも、シュートは寄せた波多野にブロックされてしまう。しかし、このプレーで得たCKから勝ち越しゴールを記録。L・フェルナンデスが蹴り出したCKを背番号10を背負う田中が打点の高いヘディングで叩き込み、C大阪が勝ち越しに成功した。

 1点のビハインドを背負ったFC東京ベンチは20分に動き、FWジャジャ・シルバと1年前倒しでプロ契約を締結したMF安斎颯馬を投入して状況を打開しようと試みる。25分には左サイドから持ち込んだジャジャ・シルバが右足のシュートを狙うも、相手に当たったボールはクロスバーを叩いて同点ゴールとはならなかった。

 しかし、30分、左サイドを突破したジャジャ・シルバのグラウンダーのクロスを荒木が倒れ込みながらも右足で合わせてネットに突き刺し、FC東京が再び追い付いた。

 43分にはC大阪が勝ち越しの好機を迎えるも、PA内で仕掛けたカピシャーバのシュートは波多野にブロックされてしまう。その後も両チームともに3点目を狙ったが、スコアは動かずに2-2のまま試合終了を迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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