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昨年の齊藤未月に続き柏戦で汰木康也が負傷交代…神戸・三木谷会長が苦言「JリーグもJFAも真面目に考えて」

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神戸対柏を担当した審判団

 ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長がX(旧ツイッター、@hmikitani)で、2年連続して柏レイソル戦で起こった自チーム選手の負傷を嘆くとともに、審判団への疑問を呈している。

 2日に行われた神戸対柏戦で、前半30分ごろにMF汰木康也がDF関根大輝と競り合った際に負傷。前半32分に途中交代となった。

 神戸は昨年も8月に行った柏戦で、MF齊藤未月が負傷交代。左ひざにメスを入れ、全治1年と診断される大怪我を負った。そしていずれもに共通したのが、怪我をしたプレーに対してカードが出なかったことだった。

 2日の試合ではアメリカMLSから派遣された主審のエルファス・イスマイル氏と、副審のパーカー・コーリー・マイケル氏、アトキンス・カイル・トーマス氏が審判団を務めていた。なおイスマイル主審は、一昨年のW杯カタール大会で日本代表対クロアチア代表の主審を務めた実績を持っている。

 ただ三木谷会長は「同じチーム相手に二人目の大怪我。しかも両方ともカードもなし。なんで新らしいリーグかつサッカー先進国でもないアメリカのMLSから審判を呼ぶ必要があったのか。JリーグもJFAも真面目に考えて欲しいと思う」と苦言。

 さらにファンへの返信に「相手チームの、選手には悪意はなかったと思っています。ただ、負傷を追った選手は共に一歩間違えば、サッカーというレベルの負傷でないダメージを受けてしまいました。カードは、懲罰という意味だけでなく、コンタクトスポーツでは『何が非常に危険なプレーかの判断基準』になるのでとても大切な議論だど思っています」と持論を展開し、改善を訴えている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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