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J2首位目前も…清水、最下位・徳島に後半ATに追い付かれ痛恨ドロー

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[4.3 J2第8節 清水 1-1 徳島 アイスタ]

 J2リーグは3日、第8節を開催した。IAIスタジアム日本平では、2位清水エスパルスと20位徳島ヴォルティスが対戦。1-1で引き分けた。

 前節、モンテディオ山形に黒星を喫した清水は、首位浮上へ2試合ぶりの勝利を目指す。対する徳島は成績不振により吉田達磨監督を解任。まずは最下位脱出に向けて、4試合ぶりの白星を狙った。

 試合は立ち上がりから清水が主導権を握ると前半6分、右サイドからDF山原怜音が蹴り込んだコーナーキックをDF高橋祐治が頭で合わせる。一度はGKホセ・アウレリオ・スアレスに阻まれるも、こぼれ球にMF中村亮太朗が反応し、最後はMFルーカス・ブラガが押し込んだ。

 ホームで先制に成功した清水。さらに前半29分には、左サイドのコーナーキックを山原が右足で入れると、中村がヘディング弾。スアレスに弾かれたところを高橋が詰めようとしたが、こちらも相手のブロックに遭った。

 反撃に出たい徳島だが、最終ラインからのビルドアップが清水の2列目に引っ掛かりボールを前進させることができない。前半45分にはペナルティエリア内のMF杉森考起にパスが入ったが、反転からのシュートは枠を逸れた。

 試合は清水の1点リードのまま前半を折り返すと、後半は徳島が勢いをもって入った。同13分には左サイドのコーナーキックからチャンスを作る。DFエウシーニョのヘディングはポストに直撃。跳ね返ったところをFWチアゴ・アウベスが押し込もうとしたが、権田の体を張ったセーブに遭った。

 追加点が欲しい清水は交代枠を使って攻撃の活性化を図る。FWカルリーニョス・ジュニオ、MF松崎快などを投入して起点を作ったが、ゴールが遠かった。すると徳島は後半アディショナルタイム2分にFW棚橋尭士がペナルティキックを沈めて同点ゴール。試合は1-1の引き分けに終わった。

 清水は、同節で1位ファジアーノ岡山が敗れたため、首位浮上のチャンスだったが痛恨ドロー。1ポイント差で再び岡山の背中を追う。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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