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注目の優勝候補対決は横浜FMに軍配! 神戸は大迫の負傷交代&GK前川の一発レッド響く

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横浜FMが神戸に2-1で勝利

[4.7 J1第7節 神戸 1-2 横浜FM ノエスタ]

 J1第7節が7日に行われ、14位横浜F・マリノスは敵地で4位ヴィッセル神戸を2-1で下した。消化試合が1つ少ない中、3戦ぶりの白星。神戸は5試合ぶりの黒星となった。

 昨季1位の神戸と同2位の横浜FMが激突した一戦。開始から神戸のペースで進み、ハイプレスやダイナミックな攻撃からFW大迫勇也、MF宮代大聖、FW佐々木大樹らが次々とゴールを襲うが、先制するまでには至らない。

 押され気味だった横浜FMは前半39分にビッグチャンス。カウンターからペナルティエリア左にこぼれたボールをDF加藤蓮が拾い、左足を振り抜くも、シュートは枠の左角付近を直撃する。

 前半アディショナルタイム2分には、左CKの流れからゴール前のDF渡邊泰基が左足でシュート。しかし、GK前川黛也のファインセーブで得点とはならず。その直後にも左CKからFW水沼宏太が右足で強烈なボレーシュートを放つが、惜しくもクロスバーに弾かれた。

 それでも横浜FMは前半終盤の勢いを維持し、後半2分に均衡を破る。右サイドでフリーとなった水沼がMFナム・テヒからパスを受け、右足で正確なクロスを供給。大外から走り込んだFW宮市亮はDF酒井高徳の守備を受けて合わせ切れないが、ゴール方向へ飛んだボールがGK前川に止められ、そのこぼれ球をFWアンデルソン・ロペスが左足で押し込んだ。

 A・ロペスの3試合ぶりとなる今季4点目で先制した横浜FMに対し、神戸は後半18分にアクシデント。大迫がDF上島拓巳との競り合い後に右足首を押さえて倒れ込み、同20分にMF井出遥也との交代を余儀なくされた。

 エースを欠くピンチに陥った神戸だったが、後半21分に追い付く。左サイドの井出が外から追い越してきたDF初瀬亮につなぎ、ペナルティエリア左脇の初瀬からのクロスに宮代が反応。打点の高いヘディングシュートを叩き込み、2戦ぶりとなる今季4ゴール目で1-1とした。

 しかし、神戸にとって波乱の展開は続く。後半29分に裏へのボールに走り込んだFWヤン・マテウスにGK前川が対応すると、ペナルティエリア手前で交錯して互いに転倒。主審の判定は、前川に対するレッドカードとなった。

 神戸は後半34分にFW武藤嘉紀を下げ、新天地デビューとなるGK新井章太を投入。横浜FMは10人の相手を押し込むと、後半38分に勝ち越しゴールを奪った。

 ペナルティエリア手前右でフリーのヤン・マテウスがMFナム・テヒからパスを受け、左足で巻いたシュート。見事なコントロールショットがゴール左上に決まり、今季初得点を記録した。

 横浜FMは12分と表示されたアディショナルタイムでもリードを守り抜き、2-1で勝利。注目の優勝候補対決を制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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