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「痛みに負けるわけにはいかなかった」90+3分決勝弾の神戸FW武藤嘉紀、脇腹は「折れちゃっている気がする」

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FW武藤嘉紀

 ヴィッセル神戸は20日、J1第9節の湘南ベルマーレ戦で1-0の勝利を飾り、今季初の連勝となった。FW武藤嘉紀は脇腹を痛めながら劇的な決勝ゴールを決めている。

 土壇場での勝利だった。スコアレスで迎えた3分表示の後半アディショナルタイム2分36秒、FW大迫勇也がペナルティーエリア内でクリアボールを拾うと、ゴール前の武藤に冷静なラストパス。これを武藤が右足で力強く蹴り込み、値千金の決勝ゴールを記録した。

 武藤は試合後のフラッシュインタビューでアシストした大迫について「私生活ともども分かり合っているし、最高のパートナーでもある」とコメントすると、「次はしっかりとお返しできるようにしてかないといけない」と感謝を伝えながらさらなる活躍を誓った。

 武藤は後半、脇腹を痛めたような素ぶりがありながらのフル出場となった。本人曰く「折れちゃっている気がする」なかでの戦いだったという。それでも敵地に駆けつけたサポーターを見て「痛みに負けるわけにはいかなかった」と奮起し、貴重なゴールを獲得した。27日に行う次節の京都戦に対しても「回復して臨めれば」と出場意欲を示している。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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