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水戸が森直樹監督の正式就任を発表「最後まで共に戦ってください」

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 水戸ホーリーホックは9日、暫定的に指揮を執っていた森直樹ディベロップメントコーチが、正式にトップチーム監督に就任することになったと発表した。

 今季下位に沈む水戸は4日に濱崎芳己監督を解任。6日に行われたJ2リーグ第14節・ロアッソ熊本戦は森暫定監督が率いて、2-0で勝利していた。

 今回、登録手続きを終えて正式に指揮官に就任。森氏はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「この度、水戸ホーリーホックの監督に就任することになりました森直樹です。まずはディベロップメントコーチという立場、クラブの一員として、監督を交代するという状況になってしまったことを大変申し訳なく、悔しく思っています。

 今まで残留争い、クラブ消滅の危機、東日本大震災など多くの困難があり、その度にクラブに関わる全ての方々と共に何度も困難を乗り越えてきました。2003年に選手として水戸ホーリーホックへ加入してから、このクラブで現役を終え、このクラブで指導者としてのキャリアをスタートさせていただきました。

 選手として3年、2006年に指導者となってから18年、このクラブに在籍して今年で22年目となります。このクラブのピンチだからこそ、自分が立ち上がらなければならない。とオファーを受けることを決断しました。

 そして、熊本戦で掲げてくれた『水戸のDNA 森直樹 俺達も共に戦う』という横断幕を見て、どんな時も付いてきてくれるみんなのためにも、水戸ホーリーホックとはどんなクラブなのか、若い選手達へ伝えるだけでなく、それをプレーで表現できるように自分がやるしかないと感じました。

 今まで繋いできてくれた方々のためにも、何としてもJ2に残留すること。いち早く残留争いを抜け出すこと。今はそれだけを考え、目の前の試合に全力で臨みます。クラブに関わる全ての方々と一緒なら、この困難も乗り越えられると思っています。最後まで共に戦ってください」

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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