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「セレッソ落として1位で」徳島移籍の柿谷がデビュー戦ゴール

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[6.20 J2第22節 徳島 2-0 横浜FC 鳴門大塚]

 セレッソ大阪から期限付き移籍で徳島ヴォルティスに加入した08年U-19日本代表MF柿谷曜一朗が新天地でのデビュー戦でいきなりゴールを決めた。
 横浜FC戦に先発した柿谷は前半18分、PA手前でFW羽地登志晃が粘ってつないだボールにスピードに乗った状態で反応。そのままPAを縦に切れ込むと、角度のほとんどない位置から右足シュートをねじ込んだ。
 チームを2-0勝利に導く貴重な先制弾。試合後のインタビューで柿谷は「角度なくて入るか分からなかったけど入ってよかった。本当に勝ちたかったんで勝ち点3取れてうれしい」と笑顔。インタビューアーからサポーターへのメッセージを求められると「もっともっと点とって、セレッソなんか落として徳島が1位でJ1上がれるくらい頑張る」と宣言。07年U-17W杯でフランスから約50mのループシュートを決めるなど「天才」と呼ばれてきたMFは、古巣を見返すようなプレーとゴールラッシュで現在5位につける徳島をJ1へ導く。

(文 吉田太郎)

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