名古屋グランパスが福岡大の全日本大学選抜DF牟田雄祐(4年=筑陽学園高)獲得のため、正式オファーを出したことが分かった、と1日付スポーツ報知が報じている。

　1日のACL城南一和戦(アウェー)のため、韓国に向かった名古屋・久米一正GMはオファーを認め、「牟田選手には闘莉王と一緒にプレーしてほしい。彼から学び、吸収することはこれからの日本サッカーを背負う上で大きな財産になる」とコメントした模様。将来的にDF闘莉王の後継者と期待を寄せたという。

　身長186cmの大型CB牟田は昨秋、U-22日本代表候補合宿にも招集された注目DF。空中戦に絶大な自信を持ち、大学2年時に早くも名門・福岡大でゲームキャプテンを務めていたキャプテンシーも魅力だ。昨年10月10日の天皇杯2回戦の大宮戦ではブラジル人FWラファエルを抑えてJ撃破へと導いた。

　同紙によると、名古屋のみならず、昨季王者の柏、磐田、横浜FM、C大阪、鳥栖、福岡も獲得に乗り出している模様。注目DFは果たしてどの進路を選択するのか。