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名古屋は大学生2人ら5人がJデビュー、神戸も“高徳の影武者”DF本間ジャスティンがデビュー

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[5.24 ルヴァン杯グループC第5節 名古屋0-1神戸 豊田ス]

 すでにGL敗退が決まっているヴィッセル神戸だが、敵地で名古屋グランパスを1-0で下した。一方の名古屋は4連勝で準々決勝を決めていたが、初黒星を喫している。

 なお、同組のもう一試合では、横浜FCサンフレッチェ広島を1-0で下し、今大会初勝利を挙げた。広島はGL突破を決めることが出来なかった。6月18日の最終節で名古屋は広島、神戸は横浜FCと対戦する。

 早々にグループ突破を決めた名古屋は、DF長田涼平とMF鈴木陽人の名古屋グランパスU-18に所属する2種登録選手を先発。さらに来季の入団が内定するFW倍井謙(関西学院大4年)とFW榊原杏太(立正大4年)を揃って先発デビューさせる。

 そんなグランパスの未来を担う選手たちは積極的なプレーでゴール前に侵入。前半21分にはMF豊田晃大とのワンツーから榊原が決定的なシュートを放つが、ゴールネットを揺らすには至らない。同24分にはFW貴田遼河がドリブルで持ち込んでシュートを放つが、GK坪井湧也の好セーブに防がれた。

 名古屋は後半26分に静岡学園高から加入したルーキーDF行徳瑛を送り込む。さらに同39分からはU-18所属のDF大田湊真が出場するなど、この試合だけで5選手がJリーグデビューを果たした。

 一方の神戸も若手中心の布陣。後半19分にFWリンコンのゴールでリードを奪ってからは逃げ切りを目指すと、ヴィッセル神戸U-18所属で2種登録されたばかりのDF本間ジャスティンを後半35分から投入。容姿からDF酒井高徳の“影武者”の呼び声がある若きホープをJリーグデビューさせるなど、“消化ゲーム”を価値のあるものにしてみせた。

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