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横浜FCが“リベンジ”許さず…岡山をPK戦の末に下し、ルヴァン杯3回戦で名古屋と激突

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横浜FCが3回戦へ

[4.24 ルヴァン杯1stラウンド2回戦 岡山 3-3(PK3-5) 横浜FC Cスタ]

 ルヴァン杯は24日、1stラウンド2回戦を開催し、シティライトスタジアムではファジアーノ岡山(J2)と対戦した横浜FC(J2)が3-3で迎えたPK戦を5-3で制した。横浜FCは5月22日の3回戦で名古屋(J1)と対戦する。

 1回戦で宮崎(J3)を4-1で下した岡山と、シードされてこの試合が初戦となる横浜FCによるJ2同士の一戦。4月3日のJ2リーグ第8節では直接対決を行っており、アウェーの横浜FCが3-1の勝利を収め、岡山は今季初黒星を喫している。

 前半15分に試合を動かしたのはホームの岡山だった。右サイドでボールをキープしたMF仙波大志が相手を引き付けてマイナスのパスを送ると、MF竹内涼がダイレクトでクロスを供給。ファーサイドにフリーで走り込んだFW田中雄大が右足ボレーで叩き込み、スコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った横浜FCだが42分、前線でキープしたFW櫻川ソロモンの落としに反応したMF小倉陽太がPA外から右足のシュートを豪快に突き刺して同点に追い付く。さらに後半10分には、PA外からMF和田拓也が放ったシュートのこぼれ球を櫻川が右足で押し込み、横浜FCが逆転に成功した。

 しかし、後半15分、DF阿部海大が自陣から送ったパス一本で右サイドを抜け出したFW木村太哉がPA内まで持ち込むと、右足のシュートをねじ込んで岡山が試合を振り出しに戻した。

 2-2のまま、試合は延長戦に突入した。すると、延長前半3分、田中が、自身が出したパスのこぼれ球をPA外から左足で流し込み、岡山が勝ち越しに成功。だが、延長後半2分、DF岩武克弥がヘディングでPA内に送ったボールに反応したFWカプリーニが左足ボレーで決めて横浜FCが追い付いた。

 3-3のまま延長戦は終了。迎えたPK戦では、岡山3人目MF輪笠祐士のシュートをGK永井堅梧がストップし、横浜FCが5-3で制して3回戦へと駒を進めている。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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