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[全中]九州勢対決は日章学園が制す!ルーテル学院に“リベンジ”許さず

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[8.23 第46回全国中学校サッカー大会準決勝 日章学園1-0ルーテル学院 帯広の森球技場B]

 日章学園中(宮崎)がルーテル学院中(熊本)を1-0で下し、優勝した2007年大会以来の決勝に駒を進めた。決勝の相手はその時と同じ青森山田中に決定。キックオフは24日10時、帯広の森陸上競技場でされる。

 九州勢対決となった両チームは、九州予選の2回戦でも対戦。日章学園が0-0から突入したPK戦を制していたが、両チームは今日で本当の決着をつけるという思いを強く持って臨んでいた。

 立ち上がりに攻め込んだのはルーテル学院だった。しかしフィニッシュの精度を欠いてしまい、ゴールネットを揺らすことが出来ない。横山学監督も「決めるべきところで決めないと」と悔やんだ展開。結局、スコアレスでハーフタイムを迎えることになった。

 逆に序盤を耐えたことで、後半に入ると日章学園に勢いが出る。そして後半16分、MF比嘉将貴のシュートはポストに跳ね返るが、拾ったMF阿部稜汰から再び比嘉がパスを受けると、今度はしっかり枠内に蹴り込み、先制点を挙げた。

 1-0で勝利し、九州大会のリベンジを許さなかった日章学園。花房亮太監督は「比嘉のレベルが上がっている。とにかく精神的支柱になっている」と決勝点を奪った主将を絶賛。「あとはやってきたものをぶつけるだけです」と明日の決勝戦へ向け、表情を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
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