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[全中]青森山田が日章学園下して史上7校目の連覇達成!

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[8.24 第46回全国中学校サッカー大会決勝 青森山田4-1日章学園 帯広の森陸上競技場]

 第46回全国中学校サッカー大会の決勝戦が24日、北海道帯広市にある帯広の森陸上競技場で行われ、青森山田中(青森)が日章学園中(宮崎)を4-1で下した。青森山田は昨年度の優勝に続く連覇達成となった。

 大会は5日目を迎え、いよいよ最終日。ともに勝てば3度目の全国制覇となる青森山田と日章学園が決勝戦で激突した。

 積極的な入りを見せたのは青森山田だった。しかし開始1分に主将FW檀崎竜孔が迎えたGKと1対1の場面がGK小原司の好セーブに防がれるなど、日章学園も集中した守りで得点を与えない。

 固さの取れ始めた日章学園もサイド攻撃からリズムを作る。前半7分にはFW児玉陸翔の右クロスからFW南太陽が決定的なシュートを放つが、シュートはわずかに右に外れていった。

 このままスコアレスで折り返すかと思われたハーフタイム直前、日章学園をアクシデントが襲う。花房亮太監督もキーマンの一人と話していたMF河原淳が足首を痛めて負傷交代。嫌な流れのまま、後半戦に向かうことになった。

 すると後半に入りスコアが一気に動く。2分、青森山田は左サイドからDF根津柊利が上げたクロスがゴール前でこぼれると、FW三国ケネディエブスが押し込み先制。同4分にはロングパスで抜けたMF山田莉幾斗がGKもかわしてゴールネットを揺らし、リードを広げた。

 もう止まらない青森山田は後半16分、CKからDF二階堂正哉が2試合連続のヘディングシュートを決めて加点。同18分に日章学園FW南に押し込まれ1点を返されたが、同20分に山田がこの日2点目を決めて、勝利を決定づけた。

 このまま4-1で勝利した青森山田。2006、07年の日章学園中(宮崎)以来、史上7校目の大会連覇を達成した。

(取材・文 児玉幸洋)
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