第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」のサッカー競技・成年男子の部は4日に準決勝を行った。大分県と岐阜県が準決勝に勝ち進んだ。

　茨城県と対戦した岐阜県は、前半アディショナルタイムにFW小林心のラストパスをFW金原朝陽に決められて先制点を献上。しかし、試合終了間際の後半アディショナルタイムにFW緑悟の劇的弾で追い付くと、PK戦を4-1で制して決勝へと駒を進めた。

　埼玉県と対戦した大分県は、試合開始早々の前半5分にFW小林秀征にPKを沈められて先制を許してしまう。だが、同32分にFW前田央樹のシュートのこぼれ球をMF中野匠が決めて試合を振り出しに戻す。1-1で前後半を終えて迎えたPK戦を7-6で制した大分が決勝進出を決めた。

　5日に開催される決勝で岐阜県と大分県、3位決定戦で茨城県と埼玉県が激突する。

【準決勝】
(10月4日)
[栃木県グリーンスタジアム]
茨城県 1-1(PK1-4) 岐阜県
[茨]金原朝陽(35+2分)
[岐]緑悟(70+3分)

埼玉県 1-1(PK6-7) 大分県
[埼]小林秀征(5分)
[大]中野匠(32分)

【3位決定戦】
(10月6日)
[栃木県グリーンスタジアム]
茨城県 11:00 埼玉県

【決勝】
(10月6日)
[栃木県グリーンスタジアム]
岐阜県 13:30 大分県

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●第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」特集