beacon

フランス五輪代表リポル監督「3戦目は日本との決戦に持ち込みたい」初戦黒星からの逆転勝ち上がりに照準

このエントリーをはてなブックマークに追加

U-24フランス代表を指揮するシルバン・リポル監督

 U-24フランス代表のシルバン・リポル監督が、東京オリンピックでの逆転8強勝ち上がりに照準を定めた。

 日本と同じグループAのフランスは22日の初戦でメキシコと激突した。だが、ロンドン五輪優勝国のメキシコを相手に大苦戦。後半立ち上がりから失点を喫し、0-2と追いかける展開になる。FWアンドレ・ピエール・ジニャクのPK弾で1点を返すも、終盤に2点を失って1-4で初戦を落とす結果となった。

 25日の第2節・南アフリカ戦を前に、フランス代表指揮官は2戦目からの巻き返しを誓った。会見の席でこう語っている。

「木曜日の試合では、メキシコ相手に多くの苦しみを味わった。まずは、メキシコが我々より優れていたという点、そしてこちらのフィジカルが低下するほどの暑さ。選手たちは5分プレーしたら、まるで窒息したかのように足が止まってしまった」

「もちろんメキシコが素晴らしいチームだったというポイントが大きかった。試合に入ってすぐさま、自分たちはこの試合でアドバンテージを握ることが困難だと思い知らされたからね」

 初戦黒星のフランス。準々決勝勝ち上がりに向け、ここから南アフリカ、日本を立て続けに下す必要がある。リポル監督は「まずは2戦目、なんとしても勝たなければならない」と必勝を誓った。

「初戦黒星は悔やまれる結果だった。ここから巻き返し、3戦目で日本との決戦に持ち込むには、まずは南アフリカを撃破する必要がある。気候条件は懸念材料ではあるが、自分たちの持ち味をピッチ上で出すことが何より重要だ」

 フランスは25日に南アフリカと戦い、28日の第3節で日本と激突する。ここからフランスは逆転での勝ち上がりを手にすることができるのか。日本の猛暑にどう順応するかが巻き返しのポイントとなりそうだ。

 また、日本にとっても第2戦のメキシコ戦で勝利し、最終節のフランス戦を前に勝ち上がりへのアドバンテージを手にすることができるのか注目される。

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP