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[JFL]カマタマーレ讃岐がクラブライセンス申請取り下げを発表…来季のJ2昇格なくなる

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 日本フットボールリーグ(JFL)所属のカマタマーレ讃岐の住谷幸伸社長は27日、記者会見を開き、Jリーグに提出していたクラブライセンス申請について、取り下げたことを発表した。理由として社長は「経営的に無理をしてきたところがありまして、資金面、選手育成面、入場者数など大変厳しい状況にあり、総合的に考慮した結果、現在の運営状態ではJリーグに昇格しても戦う力は備わっていないと判断しました」と説明している。

 Jリーグの準加盟クラブである讃岐は、今季のJFLで2位以内に入れば、来季J2昇格の可能性があった。ただ昇格にはクラブライセンスを取得することも条件となっており、今回この申請が取り下げられたことにより、来季のJ2昇格の可能性がなくなった。

 これによりJ2昇格の可能性は同じくJリーグ準加盟クラブであるV・ファーレン長崎にのみ可能性が残されることとなった。現在JFLで首位に立つ長崎がこのまま1位となった場合は、J2最下位クラブと自動入れ替え。長崎がJFLで2位で終わった場合は、J2最下位クラブとの入れ替え戦を行うこととなる。

 クラブライセンス制度とは、来季から導入される新制度で、Jリーグ40クラブのほか、讃岐と長崎を含めた42クラブが申請。Jリーグはきょう28日に各クラブに交付の可否を伝える予定となっている。

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