「内部から情報が漏れたことに怒っている」

　ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、FWマリオ・バロテッリが練習に遅刻したとの報道を否定した。また、同監督は内部から情報が漏れたことに怒りを覚えると話している。

　イタリアメディアは25日、バロテッリが練習の集合に20分ほど遅刻し、ほかにも4選手が遅刻したと報じた。だが、アッレグリ監督は26日のチャンピオンズリーグ・セルティック戦を前に、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「練習に遅刻するのはあり得ることだ。ミランに3年いて、選手が遅れて来るのは初めてではない。だが、私は怒っている。ロッカールームから、ミランの中から出てきたニュースだからだ」

　一方、その後の前日会見で、同監督はこのように述べている。

「とても怒っている。間違った話が出回っているからだ。5選手が練習に遅刻したというのは、まったく事実じゃない。誰がミラネッロ(練習場)からこんな話を持ち出したのか、知りたいね」

　アッレグリ監督はバロテッリがセルティック戦で先発出場するとも明かしている。そのセルティック戦について、会見で同監督は次のように語った。

「我々にとって重要な試合だ。決勝トーナメント進出に関して、決定的な一戦ではないがね。彼らはホームでアグレッシブだし、とても良いプレーをするから、難しい試合になるだろう。十分に注意して試合に臨む必要がある」

「我々はベスト16に進まなければいけない。ここまでやってきたことは十分ではないから、もっとうまくやらなければいけないね。試合に集中し、それ以外のことに関心を持ってはいけない」

　アッレグリ監督の進退も騒がしくなっているが、指揮官はこのように強調している。

「それは重要ではない。大事なのは、結果を残すことだけだ。今はポジティブな時期ではないが、冷静を保ち、怒りをぶつけていかなければいけない」

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