相手がCL優勝候補と認めつつ...

　シャルケは、26日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、ホームにレアル・マドリーを迎える。FWクラース・ヤン・フンテラールは、マドリー撃破に自信をのぞかせた。

　2008年から2009年までマドリーに在籍していたフンテラール。オランダ代表FWはスペイン『マルカ』のインタビューで、古巣との対戦を前に勝利への意欲を燃やしている。

「マドリーが優位だろう。でも、僕たちは1stレグをホームで戦える。厳しい戦いを仕掛けるよ。マドリーがこのラウンド突破の有力で、CLの優勝候補であることに変わりはないけれどね」

「僕たちの一番の長所はパンチ力だ。試合中いつでもゴールを奪える可能性がある。僕たちの攻撃陣は相手にとって脅威になっているし、得点力は今のシャルケの特徴だと思う」

　フンテラールは、セカンドレグで敵地サンチャゴ・ベルナベウを訪れることもシャルケの選手にとって貴重な経験になると話している。

「マドリーは世界最高峰のビッグクラブだ。だから、ファンはこの試合に向けてとても感情が高ぶっているよ。スペクタクルな試合になるだろう。彼らと対戦するのは初めてだからね。彼らが優位だと自覚しながら、ラウンド突破に全力を尽くすよ」

「現実的に考えれば、シャルケはCLの優勝候補ではない。なので、マドリーとの対戦が決まったときは、喜びの感情が湧き上がるのが普通だと思う。シャルケにはベルナベウでプレーしたことのない選手がたくさんいて、彼らはあそこでのプレーを本当に望んでいる。この一戦には世界が注目するだろう。僕たちは良い試合をするよ。そして、サッカーの歴史には多くの驚きの結果がある」

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