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[CL]「誰もセンスがない」「無能」…アーセナルの守備を複数著名人が批判

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[2.25 欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦 アーセナル1-3モナコ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は25日、決勝トーナメント1回戦第1戦を行い、アーセナル(イングランド)はホームでモナコ(フランス)と対戦し、1-3で敗れた。アーセナルは、第2戦を前にモナコへ3つのアウェーゴールを献上。苦しい立場へ置かれている。本拠地で3失点したアーセナル守備陣を多くの著名人が批判した。

 英紙『ミラー』によると、リバプールでプレーしたジェイミー・キャラガー氏は『Twitter』で「アーセナルにはとてもイライラさせられた。俺はもうファンなんかじゃない!」と嘆き、「ひとつだけベンゲル監督やアーセナルの選手に関して良いことがあるとしたら、今日は控え室のくだらない自撮りはないということくらいだ」と皮肉った。

 またゲイリー・リネカー氏は「考えられないほどの回数、アーセナルは自ら相手のカウンターアタックに無防備でいてしまっていた。これはアマチュア以下だよ」とコメント。ガリー・ネビル氏も試合を振り返り、「ひどい夜のひどいパフォーマンスだ」と嘆いている。

 ティエリ・アンリは「まだアーセナルにもチャンスはあるが、とても難しくなってしまった」と分析し、「選手たちはフラストレーションを溜めていた。パスはあまり良いものではなかったね。試合を勝利に導くような類のセンスや緊迫感はまったくなかった」と振り返った。

 また『スカイ』によると、グレアム・スーネス氏は「アーセナルの選手は誰もセンスがないし、危険なシーンを見極められていない」とバッサリ。「今日のアーセナルは悲惨だった。相手にとって脅威になっていた最初の10分を除けば」と言うと、「アーセナルはまったく組織化されていなかった」と酷評。

「ベンゲル監督を批判しなければならない。モナコの守備陣は夢のような出来だった。最初の10分を除けば、アーセナルにまったく危険なシーンを作らせなかった。平均的なチームがアーセナルを打ち倒したんだ」と厳しく語った。

 また、現在は『スカイスポーツ』の解説者を務めているジェイミー・レドナップ氏は「アーセナルは冷や飯を食わされてしまった (温かい夕食を食べることはできなかった)」と話し、「おそらくベンゲル監督にとって就任以来最悪なゲームになっただろう。本当に無能だった」と辛らつに批判した。

 なお、自身も含めたチームが酷評されたアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は「攻撃も守備もどちらも悪かった。攻撃陣はチャンスを生み出すこともできず、守備陣は自滅してしまった」と嘆いている。


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