ユべントスは18日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグでドルトムントと対戦し、敵地で3-0と勝利した。2試合合計スコアで5-1とベスト8進出を決めたマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、喜びを表しつつ、ユーベはさらに前進できると話している。

　ホームでのファーストレグで2-1と勝利していたユーベは、開始直後の3分にFWカルロス・テベスのミドルシュートで先制。これで優位に立つと、後半にFWアルバロ・モラタとテベスのこの日2点目で3-0と快勝した。

　アッレグリ監督は試合後、次のように話している。イタリア『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「全員による仕事の成果だ。イタリアサッカーにとって重要な結果だね。我々は自分たちにどれだけのことができるかを自覚しなければいけない。前進できると信じなければいけないんだ」

「技術的にも戦術的にも、我々は素晴らしい試合をした。ファーストレグでのゴールを除き、ドルトムントに何も許さなかったね。クラブやサポーターのことを考えるとうれしい。だが何より、選手たちのことを思うとうれしいよ。彼らはこのラウンド突破を望んでいた。それを堂々と達成したんだ」

　アッレグリ監督は常に改善点があるとしつつ、満足感を表している。

「我々は何かしら向上しなければいけないところがある。ボールコントロールとかね。だが、全体的にはとてもうまくやった。特に後半は良かったね」

　2年ぶりに欧州ベスト8の座を手にしたユベントス。準々決勝に向け、アッレグリ監督はこう続けた。

「組み合わせがどうなるか、抽選を待とう。だが、我々は自分たちのチャンスを懸けて勝負しなければいけない。技術も肉体も、我々には素晴らしいクオリティーがあるんだ。ここで立ち止まってはいけないよ。前進しようとしなければならない」

　2ゴール1アシストのテベスに触れないわけにはいかないだろう。

「技術的に、だが何よりも気質の面で、とても強い選手であることを改めて示してくれたね。彼はチームを後押ししてくれる」

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