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[CL]逆転でのCLベスト4を目指すペップ 「もっとリスクを冒さなければいけない」

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 21日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグで、バイエルン・ミュンヘンはホームにポルトを迎える。逆転でのベスト4進出を目指すジョゼップ・グアルディオラ監督の意気込みをドイツ『AZ』が伝えた。

 アウェーでのファーストレグを1-3で落としたバイエルンは、試合後に長年クラブドクターを務めたハンス=ヴィルヘルム・ミュラー=ヴォールファールト氏が辞任するなど、クラブ全体が大きく揺れている。しかし指揮官はセカンドレグの難しさを理解しつつも、重圧は感じていないことを強調した。

「いよいよCLだね。ビッグクラブで指揮を取る理由がこれだ。だから我々はここにいる。(18日の)ホッフェンハイム戦の前の方が、今よりもナーバスになっていたね。明日の試合を控えて、ここにいられることは幸せだ。私が幸せではないのは、プレーヤーたちが戦わないときだけだよ」

「ポルト戦でのミスは残念だったが、サッカーでは起こり得ることだ。明日はもっとリスクを冒さなければいけない。ファーストレグの結果を考えれば当然だね。100パーセント楽観視しているけれど、現実を忘れてはいない。CLで1-3から逆転するのは簡単なことではない」

 バイエルンは主力選手に負傷が相次いでおり、セカンドレグで復帰するかが注目されている。指揮官によれば、一部は出場可能な状態まで回復しているようだ。

「私がスタメンを決めるのは、いつも試合の1時間前だが、より多くの選手を選択できるのに越したことはない。フィリップ・ラームが戻り、バスティ(バスティアン・シュバインシュタイガー)は今日、2、3週間ぶりに練習に参加する予定だよ」

 ブンデスリーガの優勝が濃厚になっているバイエルンは、DFBポカール、CLとの3冠達成への期待が高まっている。指揮官は周囲の反応を理解しつつ、実現に向けて全力を注ぐことを誓った。

「自分がどのようなクラブにいるのか分かっている。ここではリーグ優勝するだけでは物足りなく、ポカール(ドイツカップ)を獲得しても不十分なんだ。トリプル(3冠)を果たして、初めて満足される。ビッグクラブとはそういうものだ。バルセロナでもそれは変わらない」

「私は今の状況を誇りに思っている。この選手たちの監督であることに、これまで成し遂げたことに非常に満足しているんだ。明日はチャンスがあると信じているよ。明日の試合に向けて興奮しているんだ」

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