ユベントスは2日に行われたセリエA第34節サンプドリア戦に1-0の勝利を収め、4年連続のスクデット獲得を決定した。決勝ゴールを記録したMFアルトゥーロ・ビダルは優勝を喜びつつ、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝のレアル・マドリー戦に集中する姿勢を強調している。

　タイトル獲得を決定づけるゴールが生まれたのは32分。右サイドからのクロスにファーサイドから飛び込んだビダルがヘディングシュートを決め、ユーベはそのまま1-0で試合を終えて優勝を確定させた。

　5日にホームでのファーストレグが行われるマドリーとの対戦に備えるためにも、ここで優勝を決められたことは大きい。殊勲の1点を決めたビダルは、試合後にイタリア『スカイ』で次のようにコメントしている。

「火曜日にはすごく重要な試合がある。今はその試合に集中しなければならないね。今の時期には自信を持つことが重要だよ。火曜日に大事な試合があるし、それからコッパ・イタリアもある」

「スクデットはうれしいけど、優勝祝いは短時間だけだ。レアル・マドリーとのCL準決勝に進んでいるし、さらに進みたいと思っている。それが夢なんだ。優勝できたら、それから1年間祝い続けよう」

　ビダル個人としては、2011年の加入から4年間で4度目のリーグ優勝。さらに自身初のCLとコッパ・イタリアのタイトルも加えることができるだろうか。

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