beacon

[CL]S・ラモスはアンチェロッティの続投を願う、「僕がその立場にあるならば…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[5.13 欧州CL準決勝 R・マドリー1-1ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の準決勝第2戦が13日に行われた。敵地に乗り込んだユベントス(イタリア)は、レアル・マドリー(スペイン)と1-1で引き分けたが、2戦合計スコア3-2で逃げ切り、バルセロナ(スペイン)の待つ決勝に進出した。決勝は6月6日にベルリンで行われる。

 試合後、敗れたレアルのDFセルヒオ・ラモスは「チームはいつでも良くなり、勝利するために戦ってきたが、今日は決勝進出の可能性に別れを告げた。僕らは大会連覇の本命だった。ユーベは決勝に進むだけのことをし、僕らは相手を容赦した」と試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 敵地で行われた第1戦に1-2で敗れて迎えた第2戦。前半23分に得たPKをFWクリスティアーノ・ロナウドが決めて、先制に成功した。逃げ切りたいレアルだったが、後半12分に失点。1-1で試合を終えると、2戦合計2-3で敗退が決まった。

「僕らには前半に点差を広げるだけのチャンスがあったが、その状況を有効利用できなかった。点を決める場面で万全でなければ、そのツケを払うことになる」。S・ラモスは前半に2点目を取れなかったことを敗因に挙げた。「先制点のあと、僕らは試合の大勢が決まったと思っていたが、全くそんなことはなかった。ユベントスは偉大なチームで、彼らを過小評価することはサッカーに対して敬意を欠くことになる」。

 また試合後には、去就が注目されているカルロ・アンチェロッティ監督にも話は及んだ。レアルDFは「誰かのことを良く言うことができるとすれば、それはアンチェロッティについて」と口を開くと、「僕が決めることじゃないけど、僕がその立場にあるとすれば、彼はここで続けて行くことになるだろう」と指揮官を擁護する姿勢をみせた。


●欧州CL14-15特集

TOP