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[CL]アッレグリ:「バルサは無敵じゃない」 0-0では終わらないと予想

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 ユベントスマッシミリアーノ・アッレグリ監督が5日、バルセロナとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を前に前日会見に臨んだ。19年ぶりの欧州制覇に向けて意気込みをあらわにしている。

 FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールの“MSNトリオ”を擁するバルセロナが相手だけに、ユベントスは下馬評で不利と言われている。だが、アッレグリ監督は守備的に戦うことを意識してはいけないと強調した。『スカイ・スポーツ』などイタリアメディアが伝えている。

「バルセロナの攻撃をどう抑えるか? 守ることよりも、まずゴールを決めることを考えなければいけない。バルサには素晴らしい個の選手たちがおり、集団としても見事だ。だが、バルサにも弱点はある。彼らが無敵だとは思っていない。我々は勝つために来たんだ。観光に来たわけじゃない。我々は欧州の8強に入ることを目標としてきた。だが、今はトップにたどり着かなければいけない」

「MSNは素晴らしい選手たちだ。0-0で試合が終わることはないだろう。つまり、我々はゴールを奪わなければいけないということだ。あとは、どんな決勝戦でも少しの幸運が必要となる。勝つことができれば、もう繰り返せないような素晴らしいシーズンとなるね」

 アッレグリ監督は、イタリアサッカーのためにもユーベがCL決勝に進んだことは重要であり、イタリアが勝利を望んでいるはずだと強調している。

「イタリアのチームがCL決勝を戦うのは、イタリアのスポーツ界にとって重要なことだ。イタリア人の大半が、ユーベがCL優勝トロフィーを掲げることを願っているはずだよ。この数年、けなされてきたイタリアサッカー界にとって良いことだ」

「一部の選手たちが決勝後に移籍する噂? それがチームに影響するとは思わない。全員が集中しているよ。こういう試合の前は、最大限に集中できるものだ」

 中盤の重要性を強調しつつ、アッレグリ監督は「(ジャンルイジ・)ブッフォンと(カルロス・)テベスはバロンドールに値する選手たちだ」と、攻守の要も称賛。また、ミラン時代に対戦したときとバルセロナは違うチームだとも強調している。

 直前になってDFジョルジョ・キエッリーニが負傷したが、アッレグリ監督はDFアンドレア・バルザーリを代役に起用する考えを明かしている。同選手が万全な状態でない場合は、DFアンジェロ・オグボンナが代役になると語った。

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