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終了間際のPKで競り勝ったシティ、「奇妙な試合」「勝ちに値しない内容」

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 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は30日、第2節2日目を行った。D組のマンチェスター・シティ(イングランド)は敵地でボルシアMG(ドイツ)に2-1で逆転勝ちし、今大会初勝利を挙げた。試合後のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は「とても奇妙な試合だった。65分間で、両チームともいくつかの決定的なチャンスがあったが、得点が決まることはなかった」とコメント。

「特に相手の守備が良かった。我々の守備は、良いプレーができたとは言えない。だが、最後の30分で最終的に逆転することができた。ボルシアMGも、本当に良いプレーだったよ。相手チームが速いってことは、試合前から分かっていた。中盤からボックス内への動きが速いということをね」と相手を称えた。

 互いに攻め込みながらも、なかなかゴールは生まれず。前半18分にはボルシアMGがPKを獲得するも、GKジョー・ハートがこれをストップ。その後も守護神の活躍があり、前半を0-0で折り返した。

 後半9分に試合は動き、ボルシアMGが先制するも、同20分にオウンゴールでシティが追いつく。すると後半45分に獲得したPKをFWセルヒオ・アグエロが自ら決めて、2-1の逆転に成功。そのまま勝利し、勝ち点3を手に入れた。

 指揮官は「今日の試合の勝利は、少しラッキーだったと言えるかもしれない。ユベントス、トッテナムとウエストハム戦では、負けに値しない試合だった。今日は勝ちに値しない試合内容だったかもしれないが、勝利した」と複雑な胸中を明かした。


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