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ローマと壮絶ドローも…チチャリート「だからサッカーが好きなんだ」

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[10.20 欧州CLグループリーグ第3節 レバークーゼン4-4ローマ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は20日、グループリーグ第3節を行った。E組のレバークーゼン(ドイツ)はホームでローマ(イタリア)と対戦し、4-4の引き分けに終わった。壮絶な打ち合いとなった一戦をFWハビエル・エルナンデスが振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

 レバークーゼンは前半4分、チチャリートのPKで先制すると、同19分にもチチャリートがこの日2点目を決めてリードを広げた。しかし、ローマに前半のうちに同点とされると、後半9分、28分に立て続けに失点し、2-4と試合をひっくり返された。これで勝負あったかに思われたが、後半39分にMFケビン・カンプルの左足ミドルで3-4と1点差に追い上げると、後半41分にDFウェンデウの左クロスをFWアドミル・メーメディが押し込み、4-4の引き分けに持ち込んだ。

「とても激しい戦いだったけれど、結果には満足している」と語るチチャリート。「試合の立ち上がりを見ると、この結果はネガティブなものに思えてくる」と話した上で、「ほとんどの人がもう試合は終わったと思っていただろうけど、僕らは最後まで諦めなかった。相手に勝ち点3を与えなかったことは大きい」とチームの不屈の精神に称賛を贈った。

 E組は3試合を終えて、バルセロナが勝ち点7で首位に立ち、レバークーゼンが勝ち点4で2位。ローマは勝ち点2で最下位となっている。11月4日には再び両者が相見えるがチチャリートは、「まずは状況を整理しないといけない。あんな風にリードを手放したり、ゴールをたくさん許してはダメだ」と、分析する必要があると強調。それでもチチャリートは「サッカーではときにああいうことが起こる。だから僕はサッカーが好きなんだ」と微笑んだ。

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