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[CL]10人ユーベ敵地でドローも2位後退…ボルシアはGL敗退が決定

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[11.3 欧州CLグループリーグ第4節 ボルシアMG1-1ユベントス]

 UEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ第4節1日目が3日に行われ、D組で首位に立つユベントス(イタリア)は敵地でボルシアMG(ドイツ)と対戦し、1-1で引き分けた。2戦連続ドローとなった同対戦。ユベントスは勝ち点を8に伸ばしたが、マンチェスター・シティ(イングランド)がセビージャ(スペイン)に3-1で勝利したため、2位に後退した。

 序盤からペースを握ったのはホームのボルシアMGだった。前半13分にはMFマフムド・ダフドのミドルシュートがクロスバーを直撃するなど、ユーベゴールに迫り続ける。すると同18分、左サイドから崩したボルシアは、FWラファエウが右サイドに流したラストパスをDFファビアン・ヨンソンが流し込み、先制に成功した。

 ただユベントスも徐々にエンジンを駆けだす。前半30分過ぎに特にセットプレーが続いたことで、同点弾の可能性を高める。そして前半終了間際の44分、MFポール・ポグバがループパスでDFの裏にボールを通すと、DFステファン・リヒトシュタイナーが右足ダイレクトで合わせて、ゴールネットを揺らした。

 前半のうちに同点に追いつき、士気を高めて後半に向かったユベントスだが、早々にアクシデントが襲う。後半8分、DFアルバロ・ドミンゲスに危険なタックルをしたとして、MFエルナネスにレッドカードが提示されてしまう。残り時間を10人で戦うことを強いられてしまう。しかし勝てばグループリーグ突破がほぼ決まるユベントスは、ゴールに向かう。同15分に得たFKをポグバが直接狙うが、ボールはわずかにサイドネットに外れていった。

 3節を終えて勝ち点1しかないボルシアは、何としても勝利で終えたい一戦になった。しかし、同7でGL突破間近のユベントスの固い守備を崩すことができない。後半32分にはMFラース・シュティンドルが決定的なヘディングシュートのチャンスを迎えるが、GKジャンルイジ・ブッフォンのビッグセーブに遭い、勝ち越しゴールを奪うことは出来ない。終盤まで圧力をかけて攻めるボルシアだが、同44分のMFトルガン・アザールのミドルシュートは、ブッフォンの手を弾き、クロスバーを叩いて枠外へと外れていった。試合はこのまま1-1で終了。ボルシアは3位以下が決定し、欧州CLの敗退が決定した。


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