[12.8 欧州CLグループリーグ第6節 R・マドリー8-0マルメ]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は8日、グループリーグ第6節1日目を行い、すでにA組首位通過を決めているレアル・マドリー(スペイン)はホームでマルメ(スウェーデン)と対戦し、8-0で大勝した。FWクリスティアーノ・ロナウドが4ゴールと爆発。FWカリム・ベンゼマもハットトリックを達成し、欧州CL史上最大得点差タイ記録を樹立した。

　レアルは前半12分、C・ロナウドが左サイドを個人技で仕掛け、マイナスのクロス。MFイスコが左足で合わせると、ゴールライン上でDFにクリアされたが、こぼれ球をベンゼマが左足で蹴り込み、先制点を奪った。同24分にはC・ロナウドの右クロスにファーサイドのベンゼマがヘディングで合わせ、追加点。さらに同39分、左45度からC・ロナウドが直接FKを叩き込み、前半だけで3点をリードした。

　後半に入っても攻撃の手を緩めないレアルは後半2分、イスコのシュートのこぼれ球をC・ロナウドが左足で押し込み、4-0。その3分後にはDFダニーロの右クロスを受けたC・ロナウドが右足でゴールネットを揺らし、ハットトリックを達成した。さらに後半14分、右サイドからベンゼマのヒールパスを受けたイスコが折り返し、C・ロナウドが右足でシュート。自身4点目を奪い、6-0と突き放した。

　C・ロナウドはこれでグループリーグ通算11ゴールとなり、欧州CLグループリーグの最多得点記録を更新した。後半25分、MFマテオ・コバチッチのゴールで7-0としたレアルは同29分、イスコのパスからベンゼマがハットトリック達成となるダメ押しゴール。ゴールラッシュを締めくくり、07-08シーズンにリバプール(イングランド)がベジクタシュ(トルコ)相手におさめた8-0という欧州CL史上最大得点差記録に並んだ。

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