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元レアル幹部「ベニテスは選手を兵隊のように扱う」

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 元レアル・マドリー幹部のホルヘ・バルダーノ氏がスペイン紙『マルカ』でレアルの現状について語っている。

 カルロ・アンチェロッティ前監督とラファエル・ベニテス現監督の違いについて「アンチェロッティ監督のときは、選手は心から彼の言葉を聞き、それに応えていた。今のベニテス体制はまるで兵隊のように選手を扱う。これまでとはまったく違う」と指摘。「フロレンティーノ(・ペレス会長)はアンチェロッティ監督を解任するというリスクを冒した。エリート集団の選手たちをまとめるということは本当に難しいことなんだよ」と述べている。

 ベニテス監督の求心力に疑問を投げかけるバルダーノ氏は、レアルという特別なクラブを指揮することの難しさも理解している。

「本来のレアル・マドリーに戻るために、ベニテスはチームを常勝軍団にし、クリスティアーノ・ロナウドにゴールを取らせ、ファンを喜ばせなければならない。だが、何よりもまず結果が求められる。サッカーにおける唯一の問題は、結果を保証することなどだれにもできないということだ」

「レアル・マドリーでは、高い次元でのプロフェッショナリズムが求められる。たとえばクリスティアーノ・ロナウドはそれにとりつかれているね。もし彼のような王様が泥臭いプレーもするようになったら、残りの選手も奮起するはずさ」

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